その時歴史はドットエグゼ

http://blog.livedoor.jp/fallis/archives/55236798.html

ワシ自身本家ブログで何度も言及しておりますが、ヲタとしての目覚めはバルドフォースエグゼがはじまりでした。コンシューマ版で、しかもPS2版でしたが、ここからノベルゲームの何たるか、そしてエロゲとしての基礎知識を学んだ気がします。
あれから数多の作品をプレイ、もとい読了してきましたが、未だにこの作品を超えたものに出会ったことがありません。それはエグゼの原作がエロゲであると知った後でも、PS2版は何時までも自分の中の頂点に君臨し続けるのでした。
何故今でもPS2版がベストなのか。それは「今の自分が好きなもの」と「当時の自分が好きになったもの」にブレみたいなものが生じていないと言いましょうか。当時と今では作品に対する心構えは変化してきているかもしれませんが、ワシが物語に求めている方向性はブレてはいない、と断言できます。
それは何時の時代でも楽しく先を連想させる、ユーザーや読者を引き込ませる作品を読みたい、プレイしたいと思えていること。創作物に対する心構えの基礎である原初の感情的な部分である、素晴らしい物語に出会いたい、出会い続けたいと言う欲求があの頃から変わっていないんですよね。
だから今でも、そのきっかけになったバルドフォースエグゼには特別な思い入れみたいなものが生じているのでしょう。きっとこの熱は今後10年くらい冷めないような気がします。
ヲタの入り口は何時の時代でも自分の中に眠っているものなのです。