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勤務後の気分転換になのはの映画を見に行くことにした

  • 視聴前に綴った雑感

とりあえずバイトのクルーミーティングにて中身のある話に感心しきりだった午前中の時間を有効活用した後に、暇も懐の余裕も出来たのでなのはの映画を見に行くことにした。これは上映前の映画館前の休憩所にてしたためている手記である。
もちろん前もってパンフレット確保しておくのも忘れない。1冊1000円は確かに相場から見ればぼったくりとも思われても仕方ないだろうが、事前情報で設定資料集が修められていることを知っていれば惜しくない出費だった。上映前に読むことは野暮と言うものなので見終えるまで堪えることにする。

  • 視聴後

あっと言う間の2時間15分だった。どこから手を出せばいいのかわからなくなるくらい見応えのある作品だった。ストーリーのあらましは一言で言えば事前情報通りテレビ第1シリーズのダイジェストで、既視聴者には目新しい展開は一切用意されていない。ラストシーンの名台詞はさもありん、魔法少女になるきっかけから辿っても大まかな分岐は全く存在しない。その意味では全く見る価値はないかも知れない。平たく言えば「2時間でわかるなのは第1シリーズ」である。
しかし全編にわたって、第2シリーズから担当しているスタッフによる新作カットや作り直しで構成されているため、受ける印象にはかなりの差違が生じている。これは正しいダイジェストとして成功していると言ってもいいだろう。未視聴者には全く新しい新作として、既視聴者にはテレビシリーズとの比較を楽しむことを第一とした極上のエンターテインメント精神を感じ取ることが出来る。映像や演出がより派手に洗練されているのは当然として、1から作りなおしているスタッフの心意気には感謝を送りたいところ。今のスタッフが作り出したなのは1stとして申し分ない出来だった。
映像作品として見るならば、目新しい表現よりも従来の派手な戦闘演出が目立つだろう。お互いが全力全壊(誤字にあらず)の大技を繰り出すところなど目を覆いたくなるくらい眩しい爆発とフラッシュの連続である。路線は正しく受け継がれていることに少し安心する。
ワシ個人はテレビシリーズを視聴している身なので如何に差違を楽しむかにかけられていたが、特に注目していたのはテレビでは数分の端役で、サウンドステージでしかフォローされていなかった使い魔リリスにも見せ場を用意してくれたことである。この違いは既視聴者だからこそ理解し、楽しめる特権だ。消滅部分まで描かなかったのはせめてもの良心であったのだろうかと邪推してみる。そしておぞましさすら感じるのが、既定路線と言うべきか、なるべくしてなった欠点も意識させない順番と場面の転換が成されている。ダイジェストであることとは見せ場のコラージュであり、必要最低限のシーンで構成しなければならないのが常だ。その呪縛に似た制約もなのは1人の物語としてスポットを当てることに終始している。作品のメインをよく理解しているとも取れる場面どりには感嘆すら浮かぶ。
つまりは絶賛であり等しくなのはに興味や信奉心を持っている人たちには平等に見る価値を定めることの出来る、申し分ない作品であったと言うことだ。少しでも食指が動いたならば、マニアとして見に行くこともビギナーとして初見を味わうことも拒まない万人向けの万能な作品であると言うことだ。なのはの持ち味を最大限楽しめるなら、最高の作品として迎えることは間違いない。


ところでフェイトもなのはも最初の変身シーンが全裸であるセオリーに従っていたので、性的極まりすぎて煩悩が爆発しそうなのだがどうすればいいのだろうか。あれだけでどれだけのロリコンを生成したと言うのか・・・!元からだというツッコミはなしの方向で。