エロゲソングベスト

ついったー某所にて「個人的エロゲソングベストを決めたらどうなるか」という話題で盛り上がっているのが散見されていたので半ば流行に乗っかる形で参加してみようかと思ってプレイリストを作成していたのだが、曲の選別をしているうちに気がついたら半日過ぎて話題の旬も同時に過ぎ去っていたのでした。しかし一度組み上げたものを放出しないのはもったいないところであるし、ついったーのタイムラインに流すのも偲びないので久方ぶりに分家ブログにメモがてら記録していこうかという次第。分家ブログの有効活用…とは言いがたいものの、ネタとしては上々だと思う。
というわけで以下は個人的なエロゲソングベストなのだが、選別にあたっての心構えとして、

  1. プレイリストはハイテンポなUPSIDE、スローテンポなDOWNSIDEに振り分ける。
  2. それぞれの曲数は16×16の合計32曲に絞り、ゲーム発売日順に並べる。
  3. なるべくスタッフ・クレジット・担当が重複しない。

以上の3点を念頭に置いて、なるべく公平に選出してみた。ゲーム本編への思い入れも多分に含まれているだろうが、そこは「個人的」と枕詞に表しているので了承していただければ幸いである。

  • エロゲソングベスト UPSIDE

・birthday eve/SHIHO(Sence Off ED)
・BLAZE UP/いとうかなこ("Hello,World" ED)
・escape/reset(白詰草話 OP)
・Clover Heart's/真理絵(Clover Heart's OP)
Love Cheat!/MOSAIC.WAV(いただきじゃんがりあんR OP)
・LITTLE MY STAR/U(魔界天使ジブリール2 OP)
・Distorted Pain/電気式華憐音楽集団(ゴア・スクリーミング・ショウ OP)
・H2O/monet(H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND- OP)
・true eternity -album version-/fripSide(彼女たちの流儀 ED サントラbinarydigitアレンジ)
・HAPPY GO!!/milktub(エーデルワイス ED)
・refrain moon/UR@N(片恋いの月 OP)
・あの日の願い/月子(絶対幸せ宣言っ! OP)
・Insanity/青葉りんご(凌辱学園長/奴隷倶楽部 〜読心調教録〜 OP)
・琥珀の音/渡部涼(ヴェルディア幻奏曲 OP)
祝福のカンパネラ/佐藤ひろ美&NANA(祝福のカンパネラ OP)
・ハルハナノイロ/Rita(はるはろ! OP)

アップテンポのナンバーのみ選出ということで全体的にOP楽曲が多い印象である。コンセプトとしては「玄人向け、かつ曲のネームバリューで惹きつけられる物と曲自体の評価でひっぱれるものが混在すること」を目標としている。そして彼女たちの流儀からRedが選ばれなかったのは単なる気まぐれであることと、もう一つの理由としてtrue eternityがサントラ収録(後にbinarydigit収録)のアレンジバージョンがアップテンポのナンバーとして完成されすぎていたからなのが挙げられる。
訂正:どうもサントラ収録とbinarydigit収録は別物らしい。どこで誤認していたのやら…。ちなみに俺が持っている音源は後者で、本編は残念ながら未だにやれてない。

  • エロゲソングベスト DOWNSIDE

・未完成の城/kala(世界ノ全テ OP)
・Dum spiro,spero./NoID(セイレムの魔女たち OP)
・I hope so.../池田春菜(天使のいない12月 OP)
・ひだりてみぎて/ましろゆき(いたいけな彼女 IN)
・よつのは/茶太(よつのは OP)
・Cryptocrime/細井聡司(マスカレード〜地獄学園SO/DO/MU〜 ED)
・風のRhythm/ゆうか(遙かに仰ぎ、麗しの OP)
・Memories are here/観月あんみ(カタハネ ED)
・誓いの言葉/WHITE-LIPS(R.U.R.U.R 〜ル・ル・ル・ル〜 このこのために、せめてきれいな星空を ED)
・夕空ワルツ/eufonius(そして明日の世界より― ED)
・アイの庭/Duca(Garden OP)
・Sky Sanctuary/橋本みゆき(俺たちに翼はない Prelude OP)
・瑠璃の鳥/霜月はるか(殻ノ少女 OP)
・もう始まっている、未来。/KIYO(Flyable Heart ED)
・Fly me to the over the rainbow./the Aina(Princess Party IN)
・終末の微笑/はな(素晴らしき日々 ED)

スローテンポという括り上余韻を引きずるED曲が台頭するものと予測していたが、蓋を開けてみれば半分もOPという物の見事に外れる結果となった。こちらの基本方針も「玄人向け、かつ曲のネームバリューで惹きつけられる物と曲自体の評価でひっぱれるものが混在すること」だが、DOWNSIDEではUPSIDEのような所謂「ノレる」という制約を全て取っ払いなるだけ個人的な楽曲の趣味を全力で反映させるように心掛けた。Memories are hereやもう始まっている、未来。は紛う事無き作品補正であるが、どうもそれに加えてピアノを主旋律に配置した楽曲に弱いらしい。誓いの言葉に至ってはピアノソロであることがそれを裏付けている。

  • 選別を終えて

改めて視野狭窄した範囲での雑食振りを実感したわけだが、同時に楽曲への己の取り組み方――楽曲単体での評価が思いの外大きいことを自覚できただけでも十分な収穫だろう。添え物と言うにはあまりにも占める範囲が大きすぎるタイアップ楽曲の今後の繁栄を願いたいところである。